就職は大手フィットネスクラブ
毎日ハードに身体を鍛えては、邁進する毎日。
転職し 理学療法士として働くようになってからも その性格は変わらずに
夜遅くまで研究、翌日には治療の日々。
慣れない組織の中で、患者さんのために!!と
”燃え尽き症候群”を経験しました。
結婚と同時に職から離れても
慣れない子育てに介護の日々。
子供のお友達関係のお付き合い
何でも自分で!!と 完璧主義だった私は
出来ない自分にイライラし、
知らぬ間に ストレスをため込んでいました。
「私は一体、何をしているんだろう?」
こうして見失った心は固まり
身体も不調だらけ。
病院にかかりっきりの毎日を過ごしました。
そんなある時、ヨガに出会いました。
始めは身体を動かすだけに向かったヨガクラス。
そこには、大きな学びと出会いがありました。
①心と体がカチコチに閉ざされていた!!!
呼吸が浅い
自分がどう見られているのか、
そのことばかりに気に取られていた頃
特に息子が生まれてから、おかあさんとして、どう見られているのか。
そこに気がとられ、
人に嫌われることが怖くて、自分の存在をとにかく隠していました。
自分をとざす、否定と拒絶の中に生きてきた体と心。
呼吸が浅く、常に緊張の中に生きていました。
ヨガクラスでは、呼吸法、緊張と弛緩を繰り返す中
自然と体がほぐされ心も豊かに。
閉ざしていた自分が解放され、生き生きする感覚を体感として
ヨガが教えてくれました。
②できないことはできなくていい!
小さなチャレンジを自分に褒める。
ヨガのアーサナ(ポーズ)
完璧主義でも、できないことはできない!(笑)
その中で、少しずつ出来ることを積み重ねてみると
いつの間にか、出来ることが増えてきます。
③直観がさえる
自分に集中するヨガ。
からだに意識を集中していく事、
動きの中、時には静かに内観することで感じることを育みます。
そして、何となく過ごしていた日常が繋がり合っていることを発見したりと
直観がさえるようになってきました。
④今の自分の状態がわかる
ヨガをすると、体の構造やめぐりが良くわかるようになります。
私自身、トレーナーから理学療法士の道を歩んでいたので
解剖学や運動学などの知識はあっても
動きの中に呼吸やめぐりを感じ、意識を合わせていくことがとても苦手でした。
いのちのながれ
からだの内と外 流れている一つ一つの感覚に耳を澄ませる
ヨガは、体と心の声を聴く事の大切さを教えてくれています。
⑤集中力が増す
緊張、弛緩
力を入れて、抜く
これを繰り返すヨガ。
特にパワー系のヨガでは、バランス能力も高まり集中力が増してきます。
⑥失敗を恐れなくなる。
難しいポーズにも、チャレンジする事の大切さ
時には、執着せずに手放すことの大切さを教えてくれています。
道具も何もない、生身のからだだけで感じ尽くす
ある意味、無防備の中の強さのようなものを感じます。
⑦体が動くようになると、心も元気に。
食事も気になる様に。
人は元気になってくると、更なる学びをしたくなります。
先生との出会いから、アーユルヴェーダ、中医学(薬膳)へ、
学びの幅が広がっていきました、
⑥万物の中で生かされているという感覚
自然の法則とむすぶヨガ。
ヨガ=むすび
その語源は、サンスクリット語のユジュとなります。
大地に足を踏みしめ、自然と一体になる中で
生活全体がヨガであり、瞑想となり
常に、自分という存在が生かされている事に気が付きます。
慌てることなく、あせることもなく。
生かされている、このいのちの声を聴き、実行する。
食事も、一つ一つ
いのちの声を聴いてからいただく。
これが、血肉となって自分のからだとなり、
不要なものを出し切る、というめぐりを生み出します。
私自身の学びも(理学療法、アロマ、サウンドセラピー、中医学など)
ヨガと共に、おかげさまで生活の中に結ばれてきています。
とらわれることなく
ただただ、ありのままを見つめ実践することの大切さを教え、育むヨガ。
皆様と一緒にヨガができる日を楽しみにしています。