頭痛② の続きです。
更年期、ミドル世代の頭痛は、西洋医学的なホルモンの問題だけでなく
東洋医学でいう「老化」とバランスの乱れという視点でも見てみると、より深いケアができると感じています。
そもそも、健康とはどんなことでしょう。
病気がないこと?
不快な症状がないこと?
東洋の見方では、例えば何かの不調が現れたとき。
元の最適な状態(この場合、全体的に見てその人の最適な状態)に戻ることができれば、その人は健康であるとされ、
言い換えると、自分で修正する力を持っているのかということ。
全体の視点と、バランスをとても大切にしています。
1. 更年期の大元の考え「腎(じん)」の衰え
中国の古典「黄帝内経」その中に、”女性の成長は7の倍数ごとに転機を迎える”とされていて
月経に関しては、14歳で腎の気が盛んとなり、49歳で腎気は衰え月経が止まり子が産めなくなる(個人差はあります)
とされています。
老化と聞くと、一見ネガティブに感じる方もいらっしゃるかもしれませんが自然の中の現象で
体質、気、血の状態や栄養、生活状況等。いろいろな症状が出る方がいらっしゃいます。
西洋医学的な見方では、内分泌系(特にホルモンの分泌低下)が主な原因とされていますが
東洋的な見方では、「腎」の機能の衰え、特に陰虚(保つ力、冷やす力の衰え)があげられ
(腎の陽の不足している場合もあります)。
この腎の機能は、尿の代謝の他、生殖、骨の代謝、脳の機能にもかかわっているともされています。
症状としては、体の潤いが不足し頭に熱がこもる(のぼせ、ほてり)、夜間のトイレ、乾燥した便、多汗、寝汗、
骨も保てなくなり、腰痛や足の痛み、カスミ眼や口の渇き、耳鳴り、記憶力の低下など
その他更年期特有のホットフラッシュもみられてきます。
ケアの方法として。
私達は食べたものからできている、という考えの食養生として
陰虚)冷ます・保つ・潤す機能の低下
食材として、潤いを補うもの。クコ、すもも、桑の実,松の実、山芋、豆腐、豆乳、白黒きくらげ、いか、など
逆に、刺激の強いものや乾燥や熱性の強いものの取りすぎなどには注意です。(ニンニク、ネギ、カフェイン、キムチなど)
控えるものとして、お酒、たばこ、辛味、温熱性の食べ物(唐辛子、コショウ、ネギ、ニンニクの使い過ぎに注意)
過ごし方では
・早寝(特に寝る時間が大切。22時-2時の睡眠。夜は陰を補う時間です)
・目の酷使に注意する
・激しい運動、サウナの発汗を控える
・ツボでは、足の裏、泉湧(ゆうせん)のツボ押しもおすすめです。
2. 「肝(かん)」の乱れと「気の乱れ」
腎の陰(水、潤い)の働きが干からびて、肝の働きが乱れる(燃えやすく熱を帯びる)状態になること。
影響: イライラ、怒りっぽい、頭がパンパンに張るような痛み(気滞や肝火)。
柑橘系の香り、ミントティーなど、気の巡りを良くするものを取り入れ、リラックスする時間を作りましょう。
さらに、気が滞っている場合は、じっとしているのが逆効果にも。
こまめに動いてめぐらせる!☜大事です。呼吸法、瞑想もオススメです。
その他もありますが、代表的なものをお伝えしました。
★いずれも症状が激しい時やはっきりしない場合には、体質を適切に診断すり中医学、漢方専門家への相談をおすすめします。
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全体のバランスからお話しすると、
頭に熱がこもったり、めまい、頭痛などに多いのが
頭熱足冷
本来、頭部は冷え、足があたたかいのが理想ですが、このバランスが崩れている状態を指します。
でも、日々移ろうカラダ。毎回同じ状態とはいきません。
そのため、自分で修正する力(自己修復力)があれば、どんなときにも心も体も元気に過ごせます。
🍵 【おすすめツボ】
いくつかのおすすめのツボがあるなかで、代表なものをご紹介します。
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百会(ひゃくえ): 頭のてっぺん。自律神経を整え、頭の熱を冷まします。
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風池(ふうち): 後頭部の髪の生え際にある、くぼみ。首の凝りと血行不良を改善します。
食後や、入浴後すぐには行わず、ゆっくり、息を吐きながら穏やかに押し、ふっと話していただくのがおすすめ。
その他、片頭痛には、こめかみ太陽のツボなどもあります
百会には、ヨガのポーズでもススメがありますが、首が痛い方には注意も必要なので
ぜひ、クラスにお越しくださいね。








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