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2月 受験シーズン。気が落ちやすい時期の”柳に学ぶ、しなやかな心”


立春を過ぎ、暦の上では春を迎えました🌸

先日は東京でも雪景色となり、厳冬の冷たさと春のはじまりのような温かさが交差する中。

受験という張り詰めた空気の中にいるご家庭も多いのではないでしょうか。

更年期世代の女性にとって、2月は「気」が乱れやすい季節です。
寒暖差や環境の変化に加え、大切な誰かを支える緊張感。
知らず知らずのうちに、心と体の糸がピンと張り詰め、今にも切れてしまいそうな。そんな時期かもしれません。

受験生がいる我が家も今、その真っ只中にいるのですが
実は大事な試験の朝、予期せぬアクシデントで息子がダウン。
連日の試験日程の中、体調を最優先に1校は断念。翌日もギリギリの状態での試験となりました。。

 

 

理学療法士として、そしてヨガや薬膳を伝える立場として、体調管理には万全を期してきたつもりでも
息子の体調不良という、目の前の現実に私の心も一瞬、ポキリと音がしそうなほど強張ったのです。

起こることに身をゆだねようと思う反面。「なぜ、今日なの?」様々な思いが頭をよぎる中

ふと私の心に浮かんだのは
武道の智慧にある「柳に雪折れなし」という言葉でした。

*どうにもならないことへ。柳のように「しなる」強さを。

武道の世界では、硬く真っ直ぐな木ほど、雪や衝撃の重みや強さに耐えきれず折れると考えます。
対して、しなやかな柳の枝は、雪の重みを受け止めて自らしなることで、雪をさらりと落とし、また元の空へと戻っていきます。

 

人生には、自分の力ではどうにもできない「予期せぬアクシデント」が起こります。

それは受験だけでなく、更年期の不調や、日々の人間関係でも同じかもしれません。

そんな時、私たちに必要なのは「何があっても動じない鉄のような強さ」ではなく
その都度、起こることの状況に合わせてしなやかに形を変えてゆく、柳のような「しなやかな強さ」なのだと改めて気づかされました。

 

*ほどく、むすぶ、そしてめぐる

今の私は、計画という執着を一度「ほどく」作業をしています。


目の前の息子と、そして自分自身の呼吸と静かに「結び直す」
それは、滞っていた「気」が再び「めぐり」
歩みが止まっているようでも、たしかに動いている 
今まで味わったことのない時間を味わっています。

 

もし、今このブログを読んでいるあなたも、何かの重みで心が折れそうになっているのなら。
どうか、自分を責めないでください。

「揺れてもいい、しなってもいい。最後にはちゃんと戻れるから」そう、自分に声をかけてあげてください。

*研究所からのセルフケア:しなやかさを取り戻すワーク

最後に、今この場でできる「柳のワーク」をお伝えします。

  1. ほどく: 奥歯の噛み締めを解き、肩の力を抜いて、大きく「はぁ〜」と息を吐ききります。

  2. むすぶ: 足の裏が地面に吸い付くような感覚(軸)を意識して、背骨をスッと立てます。

  3. めぐる(柳の揺らぎ): 腕を完全に脱力し、骨盤を左右に優しく回旋させます。
    腕が体にパタパタと当たる「でんでん太鼓」のような動きです。背骨が一本の柔らかい鞭になったつもりで、優しく揺れてみましょう。

揺れることは、弱いことではありません。
しなやかに揺れるからこそ、私たちはこの冬を乗り越え、軽やかな春へと向かうことができるのです。

雪はいつか必ず解けます。
今は一緒に、深く息を吐き、やさしくほどく春を待ちましょう🌸

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